「カンボジア料理でチャリティイベントin京都」を6月29日(日)に開催! 奨学金で人生を切り開いてきた在日カンボジア人の力強いスピーチも聴けます!
このチャリティイベントは、昨年11月京都で開催されたアジアフェスティバルに出店した『キッチンハリーナ(募金箱設置店) with民際センター』のブースに、カンボジア青年チョムナさんが訪れたこと、つまり3者の出会いがあったことがきっかけで、企画・実現の運びになりました。
「母国の子どもたちの教育支援のために行動を起こしたい」というチョムナさんの熱い思いが、「出会いの妙」と融合し、カンボジアの子どもたちが夢のスタートラインに立つ事を可能にする当イベントに是非ご参加ください!
美味しいカンボジア料理に舌鼓を打ちながら、母国の子どもたちへのチョムナさんの思いがあふれるスピーチに参加者は心揺さぶられることでしょう!
遠方の方は、「魅惑の京都観光」も兼ねて参加してはいかがでしょうか!
■チャリテイイベント概要■
【日時】2014 年6月29日(日)12:00(11:45開場)~14:30
【場所】キッチンハリーナ
住所:京都市左京区田中大久保町28-6 冨田ビル
電話:075-724-3568
【アクセス】
<電車> 京福電鉄叡山線「元田中」下車、北へ徒歩5分
<バス> JR京都駅から「北大路バスターミナル行き206番」で「田中大久保町」下車徒歩2分
【定員】20名(要予約・先着順)
【参加費】1,700円(カンボジア料理・デザート・ドリンク付)
※参加費の内500円がカンボジア中学生の奨学金として寄付されます。
【イベント内容】
●料理は「カンボジア風」サラダ・魚のムニエル・豆腐と海苔のスープ・バナナと餅米のスィーツ・ハーブティー
●在日12年のカンボジア人・チョムナさんのお話:「教育こそが将来を切り開く」
●民際センターによる活動紹介:「カンボジアの子どもたちが直面する厳しい教育事情」
<カンボジア風・魚のムニエル(イメージ)>
【参加申込・問い合わせ】
公益財団法人 民際センター
★できるだけe-mailでお願いします。
メールタイトルに、「カンボジア料理でチャリティイベント」、本文に、(1)お名前(複数参加の場合は参加者全員の名前)、(2)所属(ご職業や大学名)、(3)連絡先メールアドレス、(4)電話番号、(5)どこで当イベントを知ったか、を明記し、info@minsai.org までお送りください。受信後、参加受付メールを送信します。
★電話の場合は民際センターへ(03-6457-5782)。民際センター関西地区担当から折り返し電話させて頂きます。
【共催】公益財団法人民際センター、キッチンハリーナ
【協力】チョムナさん
【チョムナさんの紹介とメッセージ】
カンボジア・シェムリアップ出身。農業を営む両親と5人兄弟(チョムナさんは4番目)の7人家族。
「貧困から抜け出すには教育しかない」という両親の励ましで、家事手伝いをしながら勉学に励み、高校卒業後は単身プノンペンへ。
最初の1年間は筆舌に尽くし難い生活苦を経験したが、カンボジア工科大学(ITC)の奨学金を受給し卒業。
2002年来日し、文部科学省の奨学金で大阪の専門学校へ。
その後、京都工芸繊維大学(夜学)を卒業し、現在は電子機器開発の会社で設計・技術者として勤務。
「カンボジアと日本の両国の奨学金で、苦学しながらも、より高い教育を受け現在のキャリアを築いたわけですが、ここまで頑張ってくることができた一番の理由は」という問いに、チョムナさんは、「貧困のため小学校さえも満足に行くことができなかった母が、教育の重要性を繰り返し僕たち兄弟に説いてきてくれたおかげです」と答えてくれました。
【キッチンハリーナ店主の紹介とメッセージ】
食の安全や世界の飢餓や貧富格差などの問題に関心を持つようになった店主の佐藤さんは、「主婦による社会起業」として、2003年キッチンハリーナを京都左京区にオープンさせました。
「食を通じて作り手の顔の見える食材を心と時間をかけて調理し、お客様に提供したい。私たち自身の健康を取り戻し、地球の負荷を減らし、その上、世界の貧富格差の解消に細い糸でつながっていくのではという希望を持つ」佐藤さんは、今回のチャリティイベントについて次のように語ってくれました。
「カンボジア料理を作るのは初めてですが、チョムナさんのサポートも頂き、張り切って作ります。昨年ブース出店したイベントでチョムナさんと出会い、今回のチャリティイベントにつながったことで、ご縁を感じています。カンボジアや日本でのチョムナさんの体験のお話を聞くのを楽しみにしています」
【お願い】
2014年度のカンボジア奨学金の締切は、7月20日です。
年14,400円(月1,200円)で、子ども1人の教育支援ができ、支援者には奨学生の写真や報告書が届きます!
<この子どもたちが奨学金を受給して将来を切り開くためには、アナタのサポートが必要です>