【ラオス・カンボジア奨学金支援キャンペーン】ラオス 1,047人、カンボジア 423人 の子どもたちへ奨学金を贈りたい。 本日より開始いたします!
昨今、経済成長が目覚ましいラオス・カンボジア(過去10年の経済成長率平均はラオス 7.4%、カンボジア 7.7% ※高度経済成長期の日本の経済成長率は9.1%)。こうした経済成長の陰で、都市部と農村部(地方)の格差はさらに広がりを見せています。(出典:Asian Development Outlook 2004-2011、内閣府(国民経済計算年報))
依然、1日1ドル未満で暮らす人々はカンボジア 34%、ラオス 27%。つまり、約3人に1人が貧困に苦しんでいます。
また、カンボジアでは45%の子どもが児童労働を強いられており、首都プノンペンでは、ストリートチルドレンと呼ばれる路上生活をする子どもたちの99%は地方出身と言われています。彼らの多くはゴミの山で換金可能なモノを集めて生活をしています。(カンボジアの子どもの事例は下記)
当然、彼らの多くは義務教育を修了することが出来ずにいます。
小学校入学をしてから最終学年まで残る子どもたちは、カンボジア 55%、ラオス 62%で、約3人に1人は小学校を卒業していません。
子どもは成長と共に一家の労働力として生活をせねばならず、学校を辞めざるを得なくなり、また、教育を受けていないことから、劣悪な環境での労働しか出来ず、結果、収入が少なく、経済的に恵まれない、といった負の連鎖が続きます。(出典:ユニセフ世界子供白書2010)
そんな経済的に恵まれないラオス・カンボジアの子どもたちのために奨学金のご支援をお願いいたします。
「百俵の米も、食えばたちまち無くなるが、教育にあてれば明日の一万、百万俵となるのです。」
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■事例:小学校4年生のスカベンジャー奨学生(カンボジア)
プラスチック、ビン、カン、紙、段ボール・・・。
家から4~5キロ離れたゴミ捨て場やその道中、小4のスレイロットは目を皿のようにして換金できるものを探し、拾い、背中のカゴに入れます。
そしてすぐに業者に売る場合もあれば、後日、換金率のより高い業者に売ることもあります(いつも頭の中で値段を比較しています)。
後者の場合、拾ってきたものを一時、家に保管します。
カンボジアの学校は午前中か午後だけなので、スレイロットは残りの半日をゴミ拾いに費やします。それで得るお金は1日わずか200~300円。
ゴミ拾いの後、さらに家で1~2時間、籠作りをします。
小さい籠なら1日、大きい籠は2日かかり、大きな籠の利益は(2日かけて)150円しかありません。
籠の材料を買いに時々、片道2時間とその交通費をかけてプノンペンまで行くこともあります。
スレイロットは7人きょうだいの5番目。上4人はすでに家を出ているので、今、家族は5人。
お父さんは破傷風にかかり、お母さんも薬を必要とする健康状態で、薬代の出費が家計に大きく影響しています。
そのため、両親と彼女が朝から晩まで働いても、いつも食料が不足しています。スレイロットは栄養不足で腸チフスにかかったこともあります。
小4から奨学金をもらって新しい制服と靴を手にしたスレイロットは、学校に通う意欲が出てきました。
家計も、学用品を購入するお金を食費等に回せるようになりました。
さらに、お父さんの意識にも変化が出てきました。
算数は得意ですが、国語が苦手な彼女に、夜のほんのひと時、お父さんが国語の復習を手伝ってくれるようになりました。
奨学金が、ほんのわずかですが、スレイロット親子の将来に希望の光を照らしているのかもしれません。
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