タイの奨学生候補 夢は看護師になること
タイの小学6年生、ペンフィチャさんからのメッセージです。ダルニー奨学金制度が貧しい農村部の子どもたちを救うことへの感謝の気持ちを綴りながら、夢の職業に向けて、来年度の中学校進学と奨学金支援を希望しています。
右端がペンフィチャさん 家族とともに
気候や時期に左右される家族の収入
私の名前はペンフィチャ・トファエンチャンといい、サコンナコン県にある⼩学校に通う6年⽣、12歳です。家族は⽗、⺟、姉、私の4⼈です。姉は職業訓練校で学んでいます。両親は農業をしており、収穫時期が終わると⽇雇い労働をすることになり、収⼊が不安定になります。⼲ばつの年には作物が減り、家族が⾷べていけるだけの収穫が得られません。そうすると、両親は家族を⽀えるために、さらに別の⽇雇いの仕事もこなす必要があります。収入が不安定になると、生活費や教育費にもしわ寄せがきてしまいます。
叶えたい夢と、奨学金制度への感謝
家では掃除やモップがけ、⾷器洗いなどの家事をして両親を⼿伝っています。学校では、教室の掃除をする友達を⼿伝い、⾃分も⾷堂を掃除したり、学校にある売店の⼿伝いをすることもあります。休み時間にはよく絵を描いています。好きなスポーツはバレーボールで、運動や保健体育について学ぶことも好きです。夢は、⼤学を卒業して看護師になることです。安定した職業で、⾃分だけでなく家族や多くの⼈を病気から守ることができるからです。いつもそのことを夢⾒ています。
もしもダルニー奨学⾦を受け取ることができた ら、とても嬉しいですし、たくさんの機会に恵まれると思います。⾃分の学びを広げるために最⼤限に活⽤したいと思っています。中学卒業後は⾼校・⼤学へと進学して看護学部で学び、⽬標の職業に就きたいです。
ダルニー奨学⾦と、これからそのご⽀援をしてくださる⽅に、私が中学校でも学び続けるチャンスをいただけることに感謝の気持ちをお伝えしたいです。農村部の⼦どもたちがより良い⽣活を送る機会を与えてくださってありがとうございます。未来のために努⼒し、⼀⽣懸命学 び、⽴派な社会の⼀員になることを約束します。
「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。1日当たり40円、月々1,200円、年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。皆様からのご支援、お待ちしております。
タイ奨学金の締切は3月31日です
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