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11月 2022
図書セットが届いた! カンボジアの小学校からのメッセージ
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今日、11月1日は「本の日」。この日に合わせて民際センターでは、10月28日から「子どもたちに本を贈ろうキャンペーン」を実施しています。支援対象国のひとつであるカンボジアの小学校から、寄贈された図書セットへの感謝のメッセージが届きました。
民際センター カンボジア事業所が図書支援をしている州には2,500余りの学校があります。そのうち図書室を備えた学校はほんの400校程度。残りの学校には図書室がありません。
カンボジアでは、政府や自治体から学校の図書室への支援が無く、各校の校長が図書室の運営を任されています。金銭的な援助が無い中で図書室を準備することは難しく、図書室がない多くの学校では職員室の一角に本の置き場を作ることもあります。問題は、そこに本が慢性的に不足していること。先生方は本来の業務が忙しく、本の整備・本の補充ができない状況です。そしてこの傾向は地方へ行くほど顕著となり、図書室の充実のために、校長先生方は非政府組織の助けを借ります。
民際センターの図書支援では、カンボジアとラオスの農村部にある小・中学校へ本を届けることができます。図書セットを贈られた子どもたちにとって読書はぐっと身近になります。そして物語の中の様々な規律から学び取る力がつき、前向きに問題解決をする力も養われるといいます。
<本の日>に、子どもたちに読書の機会を贈ってみませんか?
皆様からのご支援をお待ちしています。