自転車支援が変わります! より耐久性のある自転車を子どもたちへ
民際センターは以前より、ラオス・カンボジアの経済的に困窮した家庭に育ち、かつ通学に往復2時間以上かかる子どもたちに自転車を届けてまいりました。農村、へき地など、学校から離れた場所に住む子どもたちにとって通学に必要不可欠な自転車。私たちは、遠い日本に住む支援者様のあたたかい思いのこもったこの自転車を、いかに確実に子どもたちに届け、長く使ってもらうことができるかを常に考え日々の業務を改善しています。
この度、カンボジア事業所との協業により、カンボジアの子どもたちに贈る自転車について一部変更を行うことにしました。従来、現地で新品を購入し子どもたちに届けていましたが、2023年5月1日お申し込み分から、中古の日本製自転車を子どもたちへ贈ってまいります。 2023年4月30日お申し込み分までは、従来通り現地調達した※新品を子どもたちに贈ります。
子どもたちに届けられる日本製の自転車は中古ですが、最も高いグレードの中古品で、子どもたちが使うにあたりすべての部品は検査されており品質が保証されています。中古品であるものの、同じ価格レンジで比較すると現地調達された新品自転車より日本製の中古自転車のほうが、農村部の悪路に適しており、耐久性もあるため長く使うことができます。
今回の変更は、カンボジア事業所の民際センター職員からの提案がきっかけでした。現地で自転車を手配し、毎月学校へ自転車を納品する職員は、誰よりも子どもたちと自転車のそばで働いてきました。現地職員の「子どもたちがもっと長い間乗れる、質の良い自転車を届けたい」という想いが今回実ったのです。
子どもたちに自転車を届けるスケジュールや、子どもから支援者様に送られるサンクスレターの方法・時期など、そのほかの点については一切変更がございません。 一口あたりのご支援金額(18,000円)も変わりません。また、今回の変更はカンボジアのみであり、ラオスは引き続き従来通りのものを届けてまいります。より質の良い自転車を届けられるようになりアップグレードした民際センターの自転車支援で、ぜひ子どもたちの通学を応援していただけますようお願いいたします。
通学自転車支援について
※特定公益増進法人として定められている公益財団法人民際センターへの寄付金は、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置を受けることができます。
また、一部の自治体では個人住民税の寄付金控除の対象になります。