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4月 2018
カンボジアのロン君
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将来の夢は先生です。
カンボジアの地方に暮らす子どもたちの中には経済的に恵まれず、教育の機会に恵まれない場合があります。
彼らの生活は不安定で家族が病気に、または、障害を追ったり、亡くなったり等の家族の状態が悪くなった時、子どもたちは勉強をあきらめざるを得ません。
エイム・ロン君、14才はカンポンスペウ県ロソモニキリウドム中学校の1年生です。ロン君は3人の兄弟がいます。父はHIVで亡くなり、母は病気による差別を恐れ、当時4歳だったロン君の兄を孤児院に預け、他の子どもたちを置いてどこかへ行ってしました。
ロン君は姉と高血圧の祖父母と暮らしています。そのような状況の中、姉は中学校一年でしたが、学校を辞めて別の土地で仕事を見つけて働かなければ生活ができませんでした。彼女は毎月仕送りをして何とか家族を支えています。
ロンは貧困の中で、学校に通い、将来は教師になりたいという言う夢を持っています。学校が終わった後とお休みには近所の仕事を手伝って家族を支えています。
その様な状況の中で暮らすロン君の生活は不安定で、支援がなければいつ学校を辞めざるを得なくなっても不思議はありません。
国連では昨年、先進国を含む国際社会全体の開発目標として17の目標を策定し、誰一人取り残されないため社会の実現を目指し統合的に取り組んでいます。
カンボジアの地方にはロン君と同じ様な状況にある子どもたちが他にもいます。彼らを一人も取り残さないためにも是非皆様の支援をお願いしたいのです。
今日からのあなたのご支援が、カンボジアの子どもたちの夢をかなえます。