【タイ】HOPE奨学金候補生 卒業を希望するチョンプーさん
3月20日のタイとミャンマーの奨学金締切日に向けて、両国の子どもたちからのお手紙を紹介していきます。今回は、タイの高校2年生のチョンプーさんからから届いたメッセージをご紹介します。
タイ・ブリーラム県に住むラチャプルック・ブンホームさん(ニックネーム:チョンプーさん)は、高校を卒業するために奨学金が必要です。
「貧しい家庭の出身なので、家庭教師のアルバイトをしています。アルバイトをしなければ、私たち家族には食べるものが十分にありません。
通っている学校は地区の中でも小規模な学校です。家から近く、交通費と学校にかかる費用を節約できるためこの学校を選びました。」
叔母の家で中で
「私は現在、叔母の家に一緒に住んでいます。トタン屋根の小さくて古い家なので、雨が降ると雨漏りします。 私たちは叔父、叔母、兄、姉、私、甥の 6 人で一緒に暮らしています。 両親は別居中で、さらに母は別の県に出稼ぎしています。
叔父と叔母は日雇い労働者なので、収入は少なく、不安定です。主な収入源は母の稼ぎだったのですが、最近高齢のため解雇されてしまいました。私たちは、深刻な状況にいます。
私は勉強を続けたいのですが、今の事情では長時間アルバイトせざるを得ません。」
チョンプーさんの叔母は、彼女の両親が別居して以来彼女の面倒を見てきました。
「放課後と週末は毎日家事を手伝っています。 学校では、物理学、化学、生物学、数学や英語の授業が特に好きです。 自由時間には、絵を描いたり、本を読んだり、短編小説を書いたりもします。
私の夢は医師になることです。医師になれば、安定して家族を支えることができるためです。。もし奨学金をいただいて卒業することができれば、医療系の学校に進んで医者になるという夢を叶えたいです。日本の支援者様からいただいたチャンスを最大限活用し、自分の夢を叶える努力をいたします。」
「HOPE奨学金」は、顔が見える、成長が見守れる高校生の奨学金制度です。
質の高い教育を、国の未来を担う高校生たちに提供したいという想いからスタートしました。
1日当たり100円、月々3,000円、年間36,000円の支援で、生徒が1年間高校に通うことができます。
皆様からのご支援、お待ちしております。