【ベトナム元奨学生】大学生になった今語る感謝のメッセージ
現在大学2年生のコン・ホアン・マイハンさんは、中学時代にダルニー奨学金をもらっていました。2歳で父を亡くし、中学2年生で叔母に引き取られた彼女ですが、その一番辛かった時期に奨学金を通して経済的な助けと学び続ける意欲を得ました。当時を振り返る彼女の言葉から感謝の気持ちが伝わります。皆様からの支援は彼女のような生徒に希望を与えます。ぜひビデオメッセージをご覧ください。
【ビデオの内容】
ベトナムのドンナイ省ディンクアン地区にあるグエンティミンカイ中高等学校。民際センターを通してこの10年で、1億3,200万ドン(約82万円)の奨学金が770人の勤勉で貧しい生徒に授与されてきました。奨学金支援は、困難を乗り越え、明るい未来を描き進学の夢を持ち続けられるように彼らを励ますものです。
両親がいる生徒たちとは違って、コン・ホアン・マイハンさんは幼い頃に父を亡くしました。彼女がこのグエンティミンカイ中高等学校に通い始めたばかりの頃、彼女ときょうだいたちは母と別れ、叔母に引き取られることになりました。そのような家庭の問題がある中で、民際センターから奨学金を受けることができたのは彼女にとって幸運なことでした。彼女は非常に勤勉で、省や地区の様々な競技会で優秀な成績を収めています。ハンさんは現在、ホーチミン人文社会科学大学ジャーナリズム・コミュニケーション学部の2年生です。
コンさんは当時のことをこう振り返ります。
私の中高生時代は苦しい時代でした。2歳で父を亡くし、中学2年生の時に母を失い、非常に貧しく困難な生活を送りました。幸いなことに、民際センターからその頃にサポートを受けることができ、私は勉強を続けるモチベーションをいただきました。奨学金による経済的な支援と励ましが、私を大きく突き動かし、情熱が与えられ、学び続ける希望を見つけることができました。私のような境遇の生徒たちが民際センターからの支援を受けることができるように願っています。時にかなったご支援と励ましは、貧しい生徒たちに希望を与えます。直面する問題に打ち勝ち、卒業するまで勉強を成し遂げる力となるでしょう。私が今このようにして、ホーチミン人文社会科学大学のジャーナリズム・コミュニケーション学部の2年生として過ごせることを、皆様に心から感謝しています。
「ダルニー奨学金」「HOPE奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際教育里親制度です。皆様からのご支援、お待ちしております。