【支援事例】 資源物を奨学金に！～ボランティアの会ひまわりグループ～

民際センターは、全国の個人・企業・団体の皆様一人ひとりのご支援に支えられています。今回はダルニー奨学金の支援事例として、山口県にあるボランティア団体様が取り組んでいる“募金以外”の活動をご紹介します。

ボランティアの会 ひまわりグループ様は、山口県 山陽小野田市で活動する団体です。今年、活動20周年を迎えられました。団体結成当初から、ダルニー奨学金を通じてメコン5ヵ国の子どもたちの就学を支えてくださっています。

「書き損じはがき収集」から始まった活動は、その後「資源物回収」へと形を変えて継続されてきました。地域の方々、協力事業所の方々などと手を取り合い、古新聞・段ボール・古紙・雑誌・ペットボトルのふた・アルミ缶……といった再利用可能な資源物を地域で集め、現金化して、寄付金として民際センターへ贈り続けてくださっています。こうして2004～2023年度までにご寄付いただいた奨学金口数は、計199口。タイの中学生から始まったご支援は、今では5ヵ国すべてに広がっています。

そして今年6月上旬の3日間、同グループの20周年を記念した展示会が山口県内で開催されました。事前に民際センターにもご連絡くださり、事務局職員は当日現地には赴けなかったものの、パネル・ビデオ貸出しやパンフレットの提供などを通じて、微力ながらご協力させていただきました。

展示では同グループの活動の軌跡をはじめ、支援している奨学生たち、民際センターの活動内容、そして資源物についてまで、地元山口の皆様へ丁寧にご紹介くださったと伺っています。民際センター事務局のある東京から遠く離れた山口の地で、このような形でダルニー奨学金をご紹介いただき、また20年間ダルニー奨学金を支えてくださり、職員一同心より感謝申し上げます。

当日のお写真が届きましたので、皆様も展示会の様子をぜひご覧ください！

「結成20周年記念展示会」入口（左）、活動内容の紹介（右）

民際センターの紹介（左）、資源物について（右）

展示会パンフレット（左）、支援中の奨学生紹介コーナー（右）

「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際教育里親制度です。皆様からのご支援、お待ちしております。