女性教師の嘆きで分かった タイ東北部の現状と1口の支援の大切さ
民際センターの設立者、理事長の秋尾が設立当初からの歴史を振り返ります。 ダルニー奨学金支援を開始した頃、タイの学校を訪問したときのお話です。 支援開始当時の支援者、タイの生徒、先生方(理事長の秋尾:左端上段から二番目) ダルニー奨学金の支援開始から1年余りが過ぎ、 ...
ダルニー奨学金 第一期生の今
民際センター事務局の壁に飾られている1枚のセピア色の写真から、緊張した10人の顔と20の真剣な瞳がこちらを見つめています。1987年の団体設立後、民際センターが初めて奨学金を提供した、タイのダルニー奨学生41名のうちの10名の集合写真です。学校ごとか地域ごとに撮ったのでしょうか。残念ながら、41人揃 ...
ラオスとミャンマーで新プロジェクトが始動しました
民際センターでは新たに「ラオス学校内 リサイクルプロジェクト」と「ミャンマー 浄水プロジェクト」をスタートしました。それぞれのプロジェクトについて、あらためてご紹介します。 「ラオス学校内 リサイクルプロジェクト」 なぜ「ごみ問題」に取り組むのか? 日本のようなごみ処理施設が整っていないラオス ...
タイの奨学生 私を5年間支えてくださっている支援者様へ
タイの高校3年生、ラッサミーさんは、中学生のころからダルニー奨学金の支援を受けてきました。日本から長年支え続けてもらっている年月は、彼女を次の目標へと導いてくれています。そんな奨学生からの感謝のメッセージをご紹介します。 こんにちは。私の名前はラッサミー・ボーンパームです。 ...
タイ 自分と同じ困難に直面する子どもたちを支えたい
ウドーン県の学校で24年間ダルニー奨学金の担当を務めているマライ・ティアムウォン先生。自身の苦労した体験と、生徒を支える喜びを話してくれました。 勉強をあきらめなかった子ども時代 私はマライ・ティアムウォン、教師を務めて29年になります。ダルニー奨学金の担当教員になってからは24年の ...
平和を願い
A wish for peace. 明治維新の頃に書かれたロシアの偉大な作家、トルストイの小説「戦争と平和」の言葉に象徴されるように、正に20世紀前半は国家と国家が対立した戦争そして後半は冷戦構造の時代だったと言えましょう。1991年のソ連の崩壊でいよいよ平和の到来かと思いきや、911の同時多発テ ...
理事会、評議員会 開催報告
日本橋本町の民際センター会議室において、2022年3月15日(火)に2021度第2回通常理事会および2022年3月30日(水)には2021度臨時評議員会を開催しました。 今回も長引く新型コロナウイルス感染症の影響で、役員皆様のご理解もいただいて、オンライン形式のウェブ会議に ...
タイの奨学生候補 夢は看護師になること
タイの小学6年生、ペンフィチャさんからのメッセージです。ダルニー奨学金制度が貧しい農村部の子どもたちを救うことへの感謝の気持ちを綴りながら、夢の職業に向けて、来年度の中学校進学と奨学金支援を希望しています。 右端がペンフィチャさん 家族とともに 気候や時期に左右される家族の収入 私 ...
タイの奨学⽣から感謝のメッセージが届きました③
現在、タイの高校に通うナンチーカ・サエンパクディさんからビデオメッセージが届きました。 https://youtu.be/ncfJUQUou2k タイは経済の急成⻑の影響で、⼤学をはじめとする⾼等教育への進学率が⾼まる傾向にあります。しかし、それは ...
タイの奨学生候補:貧しくても家族の愛を受け幸せです
タイに暮らす11歳のオームくん。食堂を営む家族を助け毎日忙しく遊ぶ時間はありませんが、愛する家族を手伝うことで、その負担を減らすことができて幸せだと彼は言います。素晴らしい目標や夢を持つ彼が、どのような生活をして何を感じているのか、文章からよく分かります。2022年度のダルニー奨学金を強い意志と期待 ...
2022年春のインターンシップを行いました
インターンシップとは、企業や団体が学生に就業体験の場と機会を提供し、学生が参加することができる制度です。 民際センターはこのインターンシップ制度に賛同し、年2回フェリス女学院大学の学生をインターンとして迎えています。コロナ禍ですが、マスク着用やソーシャルディスタンスの確保等、感染予防対策を万全に行い ...
タイの奨学生候補 奨学金は夢につながる第一歩
タイに暮らす12歳のプーミン君。勉強もお手伝いも頑張る彼が、2022年度のダルニー奨学金を申請した理由と、現在の暮らしについて語ってくれました。 みんなから愛される優等生 こんにちは。僕はプーミン・テサナといい、コーンケーン県バーンファイ郡に住む⼩学6年⽣です。家は貧しく、両親と祖⽗⺟、 ...