自転車を贈って子どもたちに「通学の応援」を!
ラオス・カンボジアの子どもたちをご支援いただいている方には去年末から今月にかけて証書が続々と届いていると思われます。写真を通して子どもたち一人ひとりの顔を見ることができるこの機会に、子どもたちの通学について皆様にお伝えいたします。
ラオス・カンボジアの地方農村部では家から中学校が遠いことが多く、親が自転車を買う経済的余裕のない子どもたちは炎天下と土埃の中を数時間歩いて学校に通っています。
日本のような電車やバスなどの交通手段がない環境の中、通学そのものが困難で学校をやめてしまう子どももいます。1台の自転車が子どもの未来を変えることがあるのです。
現在民際センターでは自転車を待っている子どもたちのために、3月末までにラオスへあと48台、カンボジアへ62台の自転車を届けたいと思っています。現時点ではこの台数に達しておらず、このままでは現地で自転車を待ち望むすべての子どもに自転車を届けることができません。民際センターの自転車プロジェクトでは、通学が困難な(家から学校の距離が遠く、経済的な理由で自転車が買えない)子を優先して自転車が寄贈されます。
民際センターでは皆様のご支援のおかげで、これまでラオスに1,062台、カンボジアに890台の自転車を届けてきました。これまでご支援いただきました方々に深く御礼申し上げます。引き続き、ぜひ皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
支援者様には、自転車を贈った生徒から感謝のメッセージが届き、生徒たちには支援者様のお名前を記した証書が届きます。
■ 支援対象地域:【ラオス】カムアン県・サワンナケート県・サラワン県・セコーン県
【カンボジア】コンポンチュナン州・カンポット州・タケオ州・シエムリアップ州
■ 支援品内容*:【ラオス】自転車(新品、現地調達、ステッカー付)
【カンボジア】自転車(新品、現地調達、ステッカー付)、修理道具、空気入れ
*支援内容について:近年のラオスにおける物価の高騰により自転車の品質を維持したままでの修理道具や空気入れの購入が困難なことから、ラオスでは自転車のみ生徒に提供し、空気入れやタイヤの修理・メンテナンス道具は自転車を提供した生徒が在籍する学校に定期的に配布致します。
■ 支援金額:18,000円
通学自転車支援について
*民際センターは、特定公益増進法人として、所得税・相続税・法人税の税制上の優遇措置を受けることができます。
また、一部の自治体では個人住民税の寄付金控除の対象となります。くわしくはこちらをご覧ください。