「カンボジア留学生協会・関西」主催のチャリティ・イベントが開催されました!
祖国の子どもたちの教育を支援するためのチャリティ・イベントが、カンボジア留学生協会・関西(Khmer Student Association in Kansai/KSAK)の主催で、2013年6月22日、兵庫国際交流会館で開催されました!
国際協力と国際交流の場に
当日は、さまざまな国籍の方がたが参加してくださいました!
一番多かったのはカンボジア人、次に日本人。米国人や韓国人も!
最初に、カンボジア留学生協会・関西の代表ポン・ソクパンヤさんが挨拶をして、チャリティイベントを開催する目的を熱く語りました。
そして、伝統的な美しい衣装をまとったカンボジア留学生たちの踊りが始まると、参加者たちは思わず見入ってしまいました。
<カンボジアの伝統的なダンスを踊る留学生たち>
踊りの後、カンボジアについてのプレゼンテーションは同協会副代表のスン・ソカーさんが、カンボジアの奨学金については一般財団法人民際センターのスタッフが、それぞれ行いました。
<スン・ソカーさんのプレゼンテーションを熱心に聴く参加者たち>
そして、ディナータイム!
イベント前日から料理の準備を始めたカンボジア留学生協会メンバーたちが、心を込めて作ったカンボジア料理に舌鼓を打つ参加者たち。
料理を食べながら、新しい友達の輪が広がり、活気ある国際交流の場となっていきました。
<留学生たち手作りのカンボジア料理の数々>
<参加者に大好評だった海老サラダ>
カンボジア児童5名が、2013年度の奨学金を受給!
1人でも多くの方がたにこのチャリティ・イベントに参加して頂くため、同留学生協会と民際センターは、各々のホームページやメールマガジンで紹介したり、友人・知人にも呼びかけたりしました。
また、神戸新聞と朝日新聞にも掲載して頂きました。
結果は、参加者数53名。参加者とカンボジア留学生たちの追加の寄付金のおかげで、5名のカンボジアの子どもたちが2013年度の奨学金を受給できることになりました。
<国際交流の場にもなったチャリティ・イベント>
「教育支援で、将来に希望を」
カンボジア留学生協会・関西の代表ソクパンヤさんは、次のように語ってくれました。
「今回、初めて民際センターと協力して、チャリティイベントを開催しました。参加者数は定員に達せず、寄付金は多額ではなかったですが、祖国の子どもたちの教育を支援するというこのイベントは、私たちカンボジア人にとって意義深いものでした。今回の奨学金受給で基礎教育を受けるカンボジア児童たちが、将来に希望を持ち、教育を継続しようとするきっかけになることを願っています。」
参加者の中から、支援者も誕生!
今回のチャリティイベントで、カンボジア留学生協会・関西が、奨学金支援の輪に新しく加わってくださいましたが、イベント参加者からも複数の支援者が誕生しました。カンボジアに加え、ミャンマーの子どもの奨学金の支援者になってくださった方もいます!
【民際センターからのお願い】
カンボジア、ミャンマー、ベトナム、ラオスの子どもたちの2013年度の奨学金支援者を広く募っています。
1年間14,400円(1ヶ月あたり1,200円)で、子ども1人が、1年間学校で勉強できます。
今年7月20日までに、ご寄付頂ければ、同年12月には支援する奨学生の写真付き報告書が届きます!
最後になりますが、今回のイベントに参加してくださった方々、そして、イベント主催団体のカンボジア留学生協会・関西のメンバーの皆さんに、心から御礼申し上げます。
皆さんのおかげで、奨学生たちは夢を実現するためのスタートラインに立つことができます。