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12月 2019
ネス・ロンの言葉(カンボジアの元奨学生)
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ネス・ロンはカンボジアの地方カンポンチュナン県トエクポス郡トエクポス高校の3年生です。
3人兄弟の末っ子で、一番上の兄は大学で勉強し、真ん中の兄は高校を卒業し、県庁所在地にある会計事務所で働いてます。
成長したネス・ロンと2人の兄たち(左はまだ小さい頃の3兄弟)
父は、彼が赤ん坊の時に、母も彼が9歳の時に亡くなりました。残された3人の兄弟はみなしごとなり、生きていくのもやっとの生活を送っていました。
母親と3兄弟
母親を看病するロン
ロンは、小学校4年生の時にダルニー奨学金を受け取ることができました。その後、6年間支援を受け続けることができ、無事に中学校を卒業することができました。兄たちも政府からの教育援助を受けることができたのです。
現在のネス・ロン
3人の兄弟は、奨学金と周りの教育への理解によって学校に通うことができました。彼らも一生懸命頑張って勉強し、貧困から抜け出しつつあります。教育を受けられないということがなくなれば、すべての子どもたちに必ずや明るい未来が訪れます。