民による教育支援の重要性について 2
まだ、民際運動に参加していない方々へ
令和時代の到来を契機に、民際協力から民際交流を!
何故、タイ・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・ラオスの教育支援か?
私たち一人ひとりが、2030年に向けての「続可能な開発目標(SDGs)」に取り組もう。
教育分野の目標は「質の高い教育をみんなに」
よく言われることですが、歴史的に現在のアフリカ・南米の貧困社会の源は植民地政策にあったと言われます。一方、アジアの貧困を考えるとき、私がタイを支援し始めた経緯を思うのです。1987年、日本で知り合ったタイ人留学生の帰省に同行した時、タイ東北部で経済的に貧しくて就学できない子どもたちの現実を知り、支援を始めました。その後、支援対象国はラオス・カンボジア・ベトナム・ミャンマーに広がりました。理想として、2030年以降は日本と貧困撲滅が成功するこれらメコン5ヶ国と一緒に、世界の課題、地球の課題に取り組んでいます。この様な夢を見るのもまんざらではありません。現在、喜寿の私は黄泉の世界から見届けたいのです。
仏教国のタイ・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・ラオスの経済的に恵まれない中学生の教育里親になり、民際協力運動に参加するのが第一段階。第二段階は、中学卒業後、職業訓練校や普通高校に進学。多分、これらの生徒はすべからく、ネットにつながることが可能になるでしょう。ここから民際交流が可能になるのです。
これらの国々では、多くの日本企業が経済活動をしています。少なからず、奨学生たちは、職業訓練校卒業後、現地の日本企業で勤務、或いは日本で働くこともあるでしょう。確実に令和時代は国家の意識を越えた民と民の混住の社会の到来が予想されます。今は、夜明け前。今から種を蒔き、未来を先取りしましょう。
一人の中学生に卒業まで月々1,200円の奨学金を提供します。そして日本の団体を通し、日本の心を伝えましょう。インターネットを駆使すれば、言葉の壁もなく協力から交流も可能な時代が到来します。
思い立った日が吉日。先ず、参加し、中学生の国際教育里親になり、毎年の成長を楽しみにしてください。そのような未来志向を楽しみましょう。
公益財団法人 民際センター
理事長 秋尾 晃正
ラオス・カンボジア・ベトナムの締切は7月20日です。
ダルニー奨学金について