~インターネット・フレンドシップ校交流事業2016~ タイの交流相手校を訪問しました!
学校と学校が1対1で、インターネットを通して、英語を使って、アジア(タイ国)の中学高校生と交流を行うインターネット・フレンドシップ校交流事業2016では、通常のインターネット交流に加え、対面で直接交流することによってお互いの信頼関係をより深めています。
前回11月25日のニュース記事(タイからJANE先生をお招きしました!)とは逆に、タイ・チェンマイにあるHodpittayakom Schoolとスカイプ交流を実施している三重県伊勢市の学校法人皇學館 皇學館中学校の小林誠治先生と橋本真人先生が、11月18日に交流相手校のHodpittayakom Schoolを直接訪問され、弊団体にそのレポートが届きました!
普段のインターネット・フレンドシップ校交流だけではわからなかった学校の環境や子どもたちの様子がわかり、ますます両校交流発展の励みになりそうです!
以下、小林先生のレポートです。
小林先生のレポート
◆全校朝礼へ参加、スカイプで日本の本校へ中継中
Hodpittayakom Schoolは、チェンマイから車で約2時間、緑豊かなオブルアン国立公園のふもとにある、生徒数約900名の中学高校一貫校です。
学校到着とともに歓迎の踊りで出迎えていただいた後は、全校朝礼への参加、生徒による伝統舞踊やムエタイの披露、歓迎スピーチと全校を挙げての熱烈な歓迎行事が目白押しでした。
本校も学校紹介スピーチの中で、インターネット・フレンドシップ校交流によって、日本の学校の生徒の国際意識が変わってきていることを伝えました。
セレモニー後には、これまでインターネット画面を介して交流していた生徒達と直接会って話す貴重な機会がありました。
授業視察では、体育(セパタクロー)や音楽(バンド演奏や伝統楽器演奏)、プログラミング教育や理科の授業を英語で行うイマージョン教育の授業を興味深く見学しましたが、時折歓迎のパフォーマンスが飛び出すなど、楽しい体験でした。
何より目を引いたのが、生徒たちの元気の良さと礼儀正しさ。
活気に溢れ、教員と生徒がお互いを尊重し合い、緑豊かな落ち着いた環境の中でのびのびと充実した日々を過ごしている様子が伺えました。
こうした様子は、スカイプで中継し、リアルな交流相手校の様子を本校の生徒に見てもらいました。
午後には英語科の先生達とインターネット・フレンドシップ校交流事業の今後の展望についてディスカッションを行いました。
スカイプ交流の目的や意義を再確認するとともに、今後の交流の日程や実施方法など改善案を具体的に協議しました。
そうしているうちに、先生や生徒との交流の時間が瞬く間に過ぎてしまいました。
校長先生をはじめ、私たちを本当に温かく受け入れてくださった先生方や生徒のみなさんに心から感謝するとともに、両校ひいては両国の交流をさらに継続・発展させていきたいと強く思いました。
いつかお互いの子どもたちがインターネット画面越しだけではなく、直接顔を合わせて交流できる日を思い描き、今後も互いに連携しながらプロジェクトを進めて行きたいと思います。
◆歓迎セレモニーの後、全員そろって撮影
◆理科の授業を英語で行うイマージョン授業