夏のインターンシップ中です!
フェリス女学院大学の藤田愛です。この度民際センターで1か月のインターン実習をさせていただくことになり、現在折り返し地点に差し掛かったところです。私の実務内容について紹介いたしますので、少しでも民際センターの活動に関して興味を持っていただけたら幸いです。
民際センターの活動内容、理念についてのオリエンテーション
インターン実習開始の最初の1週間はオリエンテーションの時間を多くとっていただき、民際センターの理念やダルニー奨学金が始まった経緯、活動内容などの詳細な説明をしていただきました。職員の皆さん一丸となり同じ目的をもって活動していること、民際の活動への熱意を感じられる時間でした。また、プロジェクトの概要を理解しながら改善点などを探し、さらに民際センターの活動が幅広い世代に届くようなアイデアを考えました。
2週目に入ってからは、活動内容や目的を理解したうえでのインターン業務だったため、誰の何のために活動しているかを理解しながら取り組むことができました。黙々と業務を行う中でも、その活動の先に支援者様と奨学生がいることを感じられ、自分自身のやりがいに繋がりました。
理事長からオリエンテーションを受ける様子
切手・はがきを整理し、郵便局へ持ち込みました
書き損じはがき収集による切手を整理する作業のお手伝いを行いました。一見単純作業ですが、先週のオリエンテーションでの目的理解を経て、支援者様から届いたこの大量の切手を整理し郵便局に届けることで教育支援につなげるという目的により、やりがいを感じることができました。
御礼状の封入作業の際も、いつも民際センターと奨学生を支えてくださっている方々へ送る感謝のメッセージだと思うと作業に力が入るものでした。また、毎年支援者様に送られる奨学金証書に記載されている奨学生の身長体重、元気な笑顔を見て、この笑顔があるのも支援者様のサポートのおかげだと思うと感慨深さがあります。私の業務は些細なお手伝いではありますが、それでも支援者様と現地を繋ぐ架け橋の一部になれることは嬉しかったです。
支援者様から届いた書き損じはがき・切手の一部
ベトナムコンテンツ記事の作成
実習2週目の作業の大部分にはコンテンツ作成という実務がありました。ベトナム語で話している英語字幕の動画を支援者様、ホームページや民際センターのSNSを見る方に届けるために日本語翻訳をしました。7年間支援を続けてくださった支援者様へ、現地の元奨学生の男の子からのビデオメッセージです。この翻訳作業は普段授業等での翻訳とは意識する点が異なり、このビデオを見る支援者様に奨学生のリアルな感謝の気持ちを伝えるため、言葉遣いや日本語の表現の仕方を意識しました。ビデオに日本語字幕を入れる際も、字体や字幕の表示秒数などに注意し、見やすい動画制作を心掛けました。実際に支援者S様にお送りしたところメールでお返事があり、奨学生からの感謝の気持ちと成長が伝わったと大変喜んでいただけました。支援者様の声を聴くことができ、自分自身この業務に取り組めたことを大変嬉しく思います。記事は下のリンクからご覧いただけます。
実際にホームページに投稿された記事
残り約10日間の実習も引き続き取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。