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11月 2017
奨学生の頑張りに感謝(少数民族教師養成プロジェクトに携わって)
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ラオスの少数民族教師養成プロジェクトを担当して7か月。
奨学生の勉強を続けることができるという感謝の気持ち、支援者様の奨学生を家族の様に思いやる優しい気持ちに触れることができ、この仕事に就いて本当に良かったと思っています。
その中で、業務の一つに奨学生のレポートの和訳があります。
奨学生が書いた支援者様へお手紙を訳していて、その内容の多くは、支援者様への感謝の気持ちです。
「家が貧しくて勉強が続けられなかったけど、ご支援のお陰で勉強を続けることができている」という様な心温まる内容です。
日本で生活していると、想像もできない事ですが、勉強が好きで続けたいけれど、今、お金がないだけで勉強が続けられない、その「だけ」で人生の選択が狭められてしまうという悲しい現実がありありと伺えます。どんなに悔しいことでしょう。
そのような、日頃見聞きすることのない悲しさを知り、それを実感している奨学生からの支援者様への心からの感謝の気持ち、彼らの真摯な人柄にも触れることができ、私まで幸せな気持ちになります。
<男子寮>
今回の訪問で、私が、本プロジェクトでやり取りをしているラオス事務所の担当者も少数民族出身と言う事を知りました。
彼女からも、奨学生たちが頑張っている事、まだ、学校に行きたいけど行けない生徒たちがいると聞きました。
そのような生徒の夢と未来、そして、ラオスの平和構築のためにも、今後とも皆様方のご支援をよろしくお願い致します。