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7月 2016
【ラオス】ラオスの少女:奨学金で中学校に行きたい
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<家の前に立つケイシー>
ケイシー・ケーオカンポンは3人きょうだいの真ん中。今年、小学校を卒業しました。
お父さんを亡くして以来、お母さんときょうだいが力を合わせて必死に働いて、これまで何とか食べつないできましたが、所有している田んぼからは400キロ(籾付き)のお米しか収穫できず、家族4人が食べるのでさえ十分ではありません。
したがって、余った米を換金する余裕はありません。
ケイシーの夢は学校の先生になることで、そのためには中学校を終える必要があります。
中学校も小学校と同じで授業料はありませんが、制服や教科書、文房具などの費用が(小学校以上に)かかります。
その費用を捻出できるかどうか・・・。お母さんもケイシーには中学校に行ってもらいたいのですが、今の生活状態では難しいと思っているようです。
しかし、ケイシーが奨学金をもらえれば、彼女の夢は途切れず、中学校に就学することができます。
9月に中学校に入学できるかどうか、ケイシーは期待と不安を胸に抱きならが家族と農作業に取り組んでいます。