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3月 2013
【アーティスト日比野克彦×民際センター】ラオスポントゥン村美術部プロジェクト ぺんてる株式会社 茨城工場で子どもたちの絵の展示
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ぺんてる株式会社のご協力により、アーティストの日比野克彦氏(東京藝術大学教授)が、2012年11月26、27日の2日間、ラオスのサワンナケート県にあるポントゥン村を訪問し、子どもたちにアートを教えるというプロジェクトを開催しました。
その時に描かれたポントゥン村の子どもたちの絵が、ぺんてる株式会社茨城工場に200点展示されました。
プロジェクトの様子がわかる写真も展示されました。
ポントゥン村小学校では、美術の授業がなく、絵も画材もないために、子どもたちは水彩画を描いたことがありません。
今回は、ぺんてる株式会社のご協力により、色鉛筆(パスティック12色)、水彩えのぐ(エフ水彩12色)、えのぐ筆(丸筆15号/6号)、パレット、筆洗いバケツを各60個用意することができました。
ぺんてる株式会社茨城工場に飾られた200点の絵は、子どもたちそれぞれの個性で満ち溢れていてとても見事です。
初めて絵を描いたとは思えないほどすばらしい絵がたくさん見られます。
茨城工場で働いている方だけにはとどまらず、工場見学で訪れた子どもたちや商談で訪問した企業の方たちも、ポントゥン村の子どもたちの絵を見てくださっているそうです。
絵を描く楽しさを学び、新たな可能性を得たポントゥン村の子どもたちの中から、世界を舞台に活躍するアーティストが育つかもしれません。
と同時に、ポントゥン村がアートに溢れ、アートの力で発展することも期待できます。
民際センターでは、今後もポントゥン村を訪問し、このプロジェクトを実施していく予定です。
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