ラオス・スタディツアーが、今後の就活やボランティアに役立つ有意義体験に!
2014年9月に実施された「民際xH.I.S.ラオススタディツアー」に、大学生・高校生・教師・会社員・主婦など計19名が参加。
職業や所属などの枠にとらわれず、奨学金支援者らも含め、多様な方がたが参加してくださいました。
ツアー参加者の1人、同志社大学3回生の佐土原淳平さんが、体験談を寄せてくださったのでご紹介します!
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今回のツアーは大学の講義のゲストスピーカーとして民際センターの方が来られていてその中で初めて知りました。
僕は将来、途上国の方々に何かしらの形で関わることを職業にしたいと考えていたため、就活を目前にこのツアーに参加して、実際に現地の貧しい村などを訪れてみたいという気持ちから突発的に参加させていただきました。
実際にツアーに参加するとラオスの村の子どもたちをはじめ、たくさんの方がたが僕たちを温かく迎えてくださり、子どもたちが日本とラオスの旗を振り学校の入り口まで出迎えてくれた時は感動的なものがあったと今でも覚えています。
<感動! 学校の入口で子どもらが旗振って迎えてくれた!>
今回は2つの小学校を訪問させて頂きました。
1校目は公益財団法人浦上食品・食文化振興財団の支援で以前からランチプロジェクトを実施し、また校舎なども比較的整っている学校でした。
それに比べ、2校目はまだ支援が行き届いていない学校だったため、1校目でしっかりとプロジェクトの成果が出ていることがはっきりとわかり、僕の今後の就活においてとても刺激になりました。
子どもたちはまだ小学生ということもあり、とても元気がよく僕のほうが先にへばってしまう程でした。
また、子どもたちに手洗い歌をラオス語で歌い、手洗いの重要性を楽しく教えることができ、充実した時間を過ごせたと思います。
<元気いっぱいの子どもたちと童心に返って遊ぶお茶目顔の佐土原さん>
<手洗い歌を子どもたちと歌いながら>
ツアーの中で、支援奨学生と対面する方との時間が設けられ、支援者は奨学金が子どもたちの教育に有効に使われていることを確認でき、このような支援の仕方もあるのだと思いました。
ツアーの参加費は僕のような学生からするととても安いとは言えません。
しかし、このツアーは普通の旅行とは大きく違い、このようなツアーでなければ行くことができない村などを訪問できて、何より、参加費の一部が彼らの奨学金になることはこのツアーの大きな魅力の一つだと思います。
<訪問小学校の教室で子どもたちと記念撮影!>
僕は今回のツアーを通し途上国であるラオスの教育環境の現状をしっかりと目に焼付け、また、様ざまな形での支援の仕方があり、今後の自分の就活やボランティアにおいて、とても有意義な時間になりました。
一週間という短い期間ではありましたが、ラオスの方々と交流でき、とても楽しかったです。
<現地での歓迎式>
<「バーシーの儀式」。旅人の手首に村人が木綿のひもを結び健康や安全を祈る>
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次回の「民際xH.I.S.ラオススタディツアー」は2015年3月に催行予定。
「教育の行き届かない村で手洗いや歯磨きを教え、給食を届けよう ラオス・小学校支援と交流7日間」で、3/8(日)出発、東京・関西発着で添乗員同行です。是非ご参加ください!