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6月 2024

【ラオスHOPE奨学生】教育の機会に感謝

2023年からHOPE奨学金の支援を受けているセンマニーさんから、支援者のT様に宛てたお手紙を紹介します。自由時間を削って家事手伝いをする様子や、奨学金受給が決まったときの気持ちなど、16歳の素直な気持ちが綴られています。

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私の名前はセンマニー・シーサケットです。ニックネームは”ファン”といいます。現在16歳で、ウドムサイ県にあるバンボー高校の1年生です。私の両親は村の近くの工場で働いています。兄は都市部へ出稼ぎに行っており、私は両親とトタン屋根の木造平屋に住んでいます。

わが家は他の家のように田んぼを持っていないため、とても貧しいです。両親は家計を支えるために一生懸命に働いています。兄が仕送りをしてくれる月もあります。私は毎日、朝と放課後に母の家事手伝いと食事の準備をしています。

私には、同年代の友人たちのように外に遊びに出かける時間がありません。週末や長期休みになると近所の稲作の手伝いをします。このほんの少しの収入は私の教育費に使うことができます。

民際センターの奨学金をいただけると知ったときは、とても感激しました。貧しい子どもたちへ教育の機会を与えてくださる親切な方がいることに、感謝の気持ちでいっぱいでした。奨学金は教育費として使わせていただき、家族の経済的な負担を減らすことができるため非常に助かっています。精いっぱい努力して勉強し続けることをお約束します。

私の夢は、軍人か教師になることです。しっかりと教育を受けて良い職に就き、家族の面倒を見られるようになりたいです。

私が教育を受けられるよう、そして良い生活が送れるよう支援してくださっているT様に、心からお礼申し上げます。あなたのご健康とご成功をお祈りしています。

センマニー・シーサケット

*HOPE奨学金については、ラオス南部の支援地域以外に北部のウドムサイ県の生徒の支援も行っております。

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「HOPE奨学金」は、顔が見える、成長が見守れる高校生の奨学金制度です。
質の高い教育を、国の未来を担う高校生たちに提供したいという想いからスタートしました。
1日当たり100円、月々3,000円、年間36,000円の支援で、生徒が1年間高校に通うことができます。
皆様からのご支援、お待ちしております。

ラオス・カンボジア・ベトナムのHOPE奨学金の締切日は7月20日です

HOPE奨学金について詳しくはこちらボタン

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