本屋のない村で学ぶ子どもたちへ本を贈りませんか?
ラオスとカンボジアのダルニー奨学金をご支援いただいている皆様のもとには、昨年末から今月にかけて奨学金証書が続々と届いているかと思います。民際センターが支援する両国農村部の小中学校では、村に本屋がない、政府や自治体からの図書室への支援が乏しいといった状況から、なかなか学校図書の充実にまで手が回らないのが現状です。必然的に、子どもたちが日常的に読書に親しむ機会は教科書を通してだけ、ということになります。
私たちが2010年から取り組んでいる「図書支援プロジェクト」では、こうしたラオス、カンボジアの学校へ図書セットを届けることで、学校図書の拡充と、子どもたちの豊かな思考力・想像力を育むことをめざしてきました。
現在、カンボジアでは14の州、ラオスでは4つの県の支援対象校へ、皆様のご寄付をもとに図書セットをお届けしています。これらの本は、日本語による日本文化に基づく内容ではなく、それぞれの国の母語(ラオス語、クメール語)で書かれた、現地の小中学校で真に望まれるものを現地職員が厳選してセットにしています。本が届くと、子どもたちは初めて見る本の数々に目を輝かせ、夢中になって回し読みをするそうです。
ぜひこの機会に、ラオスとカンボジアの子どもたちへ“読書の楽しさ”を届けてみませんか?
寄贈された図書セットの本を手に笑顔のカンボジアの⼦どもたち
〜図書セットの特徴〜
①1セット35,000円。⽀援国をラオス・カンボジアから選べます
②1セットにつき、ラオスは小学校へ約90冊・中学校へ約140冊、カンボジアは小学校へ約120冊・中学校へ約160冊の本を寄贈
③寄贈される本箱または本に⽀援者様のお名前が記載されます
④⽀援者様には、本を受け取った⼦どもたちの写真が⼊った報告書をお届けします
ラオス、カンボジアの子どもたちに読書の楽しさを届けてみませんか?