カンボジアからビデオ紹介：現地学校の図書事情

先月末からスタートした「子どもたちに本を贈ろうキャンペーン」。開始から10日後の11月6日現在、合計14セットのご寄付を頂戴しています。ご寄付を届けてくださった皆様、ありがとうございます。

国別には、目標数を高めに掲げているカンボジアへより多くのご支援をいただいています。皆様のお心遣いに感謝申し上げます。

民際センター カンボジア事業所長 所長のチャンディーより、現地学校の図書事情を伝えるビデオレターが届きました。図書室のない、農村部の学校の様子を映像でご覧いただけますので、4分半と長めではございますが、ぜひご覧ください。

先日の記事でもお伝えした通り、現地に9,000校以上ある小・中・高校のうち、図書室を持つ学校はおよそ4校に1校しかありません。この動画からもわかるように、教科書以外の本の補充がほとんどないカンボジアでは、子どもたちの読書に対する意欲までもが削がれています。本不足・読書不足による子どもたちの「読む力」、「話す力」などの低下は、カンボジア全体の教育の質をも低下させる原因となっています。

豊かな思考力、読解力、想像力を育む貴重な読書体験を、両国の子どもたちへ贈っていただけませんか？　キャンペーン期間は11月20日(月)まで。引き続き、皆様からのご支援をお待ちしております。

図書支援プロジェクトについて