【子どもたちに本を贈ろうキャンペーン2024】スタート!
11月1日≪本の日≫は、日付の「111」が本棚に並ぶ本の姿に見えることから、読書の活性化を願って定められた記念日です。今年も≪本の日≫に合わせて、民際センターでは「子どもたちに本を贈ろうキャンペーン」を実施いたします!
カンボジアの「読書の日」と、図書事情
図書支援プロジェクトの支援国の一つ、カンボジアでも、政府により2016年から毎年3月11日が「国民読書の日」と定められました。教育レベルの低迷が続くカンボジアで、よりしっかりとした文化を形づくるため、読書を習慣にし、読み書きの力の向上を推進することが目的です。
読書の習慣化の取り組みはまず学校から始められました。しかし残念なことに、カンボジアのほとんどの学校には独立した図書室というものがなく、本が不足しています。2022-2023年度の教育統計では、全国に小・中・高あわせて9,157校の学校(※1)があるうち、きちんとした図書室を持つのはわずか2,382校だけ、つまり4校に1校ほどしか図書室がありません。
※1:小学校7,338校、中学校1,248校、高校571校
空き教室があり、かつ1,000冊ほどの本を所蔵していれば学校に独立した図書室を用意できますが、空き教室も本もない学校は、職員室の片隅に図書スペースを設けることになります。
想像力と思考力を育む読書
支援者の皆様がカンボジアやラオスの農村部へ寄贈してくださる図書セットの数々は、子どもたちが読書に親しみ、読書文化を形成し、教育の質を改善することに役立ちます。生徒たちは読書を通じて、新しい知識や語彙を身につけることができ、書く力やコミュニケーション能力なども養われます。たとえ職員室の片隅であっても図書スペースに置かれている本を充実させることが、子どもたちが本に触れるきっかけを増やします。彼らの豊かな想像力と思考力を育むために、ラオスとカンボジアの学校へ図書セットを届けてみませんか?
🎥図書セットが届いた学校から日本の皆さんへ(カンボジア)
図書支援プロジェクトは…
- ・1セット35,000円
- ・支援国をラオス・カンボジアから選べます
- ・お申込みから約6ヵ月で学校へ本が寄贈されます
- ・1セットにつき、ラオスは小・中学校いずれの場合も約90冊、カンボジアは小学校への寄贈であれば約120冊、中学校への寄贈であれば約150冊の本をお届けします(※2)
- ・寄贈される本箱または本に、支援者様のお名前が記載されます
- ・支援者様には、本を受け取った子どもたちの写真入りレポートをお届けします
※2:為替の影響により冊数が変更になる場合がございます。また、寄贈先が小学校になるか中学校になるかは現地の状況によって決まります。
キャンペーン期間中、下記の目標数を掲げて実施いたします!
ぜひこの機会に、ラオスとカンボジアの学校に図書セットを届けてみませんか?