カンボジアとラオスに図書を支援すること
図書プロジェクトを担当していてと様々な出会いがあります。
支援者の方から、お電話で「母が本が好きで・・・」や「亡くなった父が本をよく読んでくれて・・・」それぞれのエピソードのおすそ分け。
昨日はかわいい便箋と封筒に
「支援した生徒さんたちがお礼のネームプレートを持っているのを見て大変感激いたしました」等としたためられているお手紙を頂きました。
図書プロジェクトをを担当していて「幸せ。」と思えるひとときです。
ご支援者様からいただいたお手紙
私自身、小さい頃、物語の中で動物が話し出したり家が飛んだりするストーリーに心を踊らせ母親に続き読むようをせがんだことを思い出します。
民際センターが、支援しているラオスやカンボジアの子どもたちは本に触れる機会がなかなかありません。昨年、ラオス地方の学校を訪ねましたが支援された本が皆で読むのでしょう、紙が少しいたんでいました。子どもたちが皆でひとつの物語を読み、水辺でアヒルが蛙に話しかけたり、河を登る竜の様子を想像したかもしれません。本に群がる子どもたちの姿を目に浮かべ温かい気持ちになりました。
寄贈された本の1ページ-1
寄贈された本の1ページ-2
本を読む子どもたち
私自身、今、読書が好きかと聞かましたら、正直そうとは言えません。時代の流れについていくためでしょうか、読まなくてはと思っている自分がいます。読書は本来楽しいと言うことをラオス・カンボジアの子どもたち、そして読書をご支援していただく方々にに改めて教わった気がしました。
皆様、本当にありがとうございます。これからも子どもたちに読書の楽しさを伝えるためにも、是非図書のご支援をよろしくお願いいたします。
Library キャンペーン《図書プロジェクト》の紹介
本箱贈呈の様子
本箱と子どもたち
本を読む子どもたち
ラオス・カンボジアでは本を入手することは大変困難です。というのも、村には本屋さんが1軒もないからです。なので、ほとんどの子どもたちは本を読む機会が与えられていません。民際センターでは、子どもたちの豊かな想像力と思考力を育むために、子どもたちに図書セットを届けるプロジェクトを行っています。
皆さまの温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
【プロジェクトの特徴】
【支援できる国】ラオス カンボジア
1. ご支援者の名前が記載されます。
支援いただいた方のお名前が英語・ラオス語(ラオス)・クメール語(カンボジア)で記載され、子どもたちに支援者情報が直接伝わります。
「支援者名」はお申し込み者以外でもご指定可能です。連名で記載することもできますので、お申し込み時にご指定下さい。
2. 報告書と写真が届きます。
支援いただいた方に、それを受け取った時の先生や子どもたちの写真と報告書をお届けします。
報告書
箱の中
本をもって喜ぶ男の子
【セット内容】
■ 約100冊のラオス語・クメール語の本を収納
ラオス事務局・カンボジア事務局が学校側の要望を聞き、図書を必要としている学校に届けています。
学校に合わせて本を選定して、小学校または中学校に配布を実施しています。
ご支援金額:35,000円/セット
図書セットは1セットあたり35,000円で約100冊の本を収納しています。
※状況により本の冊数が変更する場合があります。