ミャンマー浄水プロジェクト クラウドファンディング2件目始まりました!
2件目のクラウドファンディング始動!
現在、民際センターではミャンマーで2件目の浄水プロジェクトへの賛同者様をクラウドファンディングを通じて募っています。
初めてのミャンマーでの浄水プロジェクトは2023年7月に寄贈が完了し、子どもたちに無事、安全な水が飲める環境を提供することができました。その際の詳しいご報告は、こちらをご覧ください。この1件目のクラウドファンディングの成果については、先日オンラインでご報告会を開くこともでき、一般の方・支援者様を含め計13人の方にご出席いただきました。また、ミャンマー事業所 所長・ゾーゾーもヤンゴンから参加者の皆様に直接感謝の言葉をお伝えすることができ、大変充実したイベントとなりました。ご参加いただいた皆様にはこの場を借りて改めて御礼申し上げます。
オンライン報告会の様子
2件目についてはすでに寄贈先が決まっており、ヤンゴン市タンリン地区ミョハウン東部にあるセッハウン小中学校を予定しています。この学校には幼稚園から中学校2年生までの子どもが通っており、在籍生徒数は330名です。また、教師は6人います。
学校敷地内に校舎は3つありましたが、現在そのうち2つの校舎は建て替え中のため、仮設の校舎の中で子どもたちは授業を受けています。
この学校の水源は、敷地内にある地下水ですが、この地下水をろ過してきれいにするような設備はありません。
▲セッハウン小中学校の場所(タンリン地区)
▲セッハウン小中学校正門
▲セッハウン小中学校の仮校舎で勉強する生徒たち
▲セッハウン小中学校 遠景
プロジェクトご参加のお願い
ミャンマーの多くの学校では上下水道が整備されていないため、井戸から汲み上げた地下水や、瓶に雨水を溜めたものを生活用水として使っています。このような水を子どもたちが飲むと、下痢や感染症を患うことがあります。体調を崩した子どもは学校を休みがちになり、やがて勉強についていけないことをきっかけに中途退学をしてしまう可能性があります。このため、子どもたちの教育支援にとって学校敷地内で安全な水を飲める環境づくりをすることが非常に重要となります。水周りの衛生状況改善が、どのように貧困の連鎖を断ち切る支えになるかをこちらでご説明しておりますので、併せてご覧ください。
クラウドファンディングで皆様の力が集まれば、海を越えてセッハウン小中学校への寄贈が実現します。
浄水器はメンテナンスを行い、定期的にフィルターを交換すれば長く使える設備です。今在籍している330名の生徒以外にも、これから学校に通う次世代の生徒たちにも大きな利益をもたらします。ぜひ、この機会にご支援をご検討いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
寄贈された浄水器でろ過した水を飲む子どもたち(過去に行ったプロジェクトより)