【ミャンマー】クラウドファンディング 浄水プロジェクト完了報告の御礼とイベントの告知
2022年4月から民際センター独自のクラウドファンディングサイトで募集を開始したミャンマー浄水プロジェクト。ヤンゴンの学校に浄水器を届けるというこの民際センター初めての試みは、皆様からのあたたかいご支援を受けて2023年3月に目標金額を達成することができました。この場を借りて、応援してくださった方、賛同してくださった方皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
プロジェクト ビフォー&アフター
浄水器の寄贈先はヤンゴン市タンリン地区にある小中学校で、在籍教師数7名に対し、759名の生徒が通っています。浄水器が寄贈される前までは地下からパイプを通して直接汲み上げた水をコンクリートの水槽に貯めて使っていました。(画像下)この水槽は屋外にあるため、ツタが這ったり、蜘蛛の巣が張っていました。また水には隙間から侵入した泥が入っていました。
地下水を貯める水槽。屋外に設置されており、虫よけのためか、ところどころ網でカバーされている部分がある。
設置工事は順調に進み、7月にはEDFミャンマー事業所から学校への正式な引き渡し式が行われました。この引き渡し式をもって、浄水器の学校への寄贈は完了しました。EDFミャンマー事業所職員も式典に参加しました。きれいな水を喜んで飲む子どもたちの画像をご紹介いたします。
取り付けられた蛇口をひねってきれいな水を出す子どもたち
浄水器の前で記念写真。EDFミャンマー事業所所長ゾーゾーと子どもたち
全体写真:貯水タンク(上)と浄水器(下)
ご支援者様と民際センターが力を合わせて贈ったこの浄水器は、きれいな水を在校生759名の生徒と教師のみならず、将来入学してくる新しい生徒たちに提供し続けます。ミャンマーでは教室の数、教材、衛生設備(トイレ等)など様々なものが不足しています。あったとしても、壊れて機能していない場合が多くあります。すべてを一度に良くすることはできませんが、一歩づつ、子どもたちが勉強し続ける環境を作ることはできます。クラウドファンディングであれば少額からでもご支援いただくことが可能です。ぜひ、民際センターと一緒にミャンマーの子どもたちの未来を変えていきましょう。
オンライン報告会のお知らせ
今回のクラウドファンディングを通じて実現したプロジェクトについて、民際センター職員がオンラインで報告会を行います。
このオンライン報告会は、どなたでもご参加が可能です。(参加費無料・途中退席OK)
本イベントでは主にプロジェクトの工程や式典での様子などをお伝えいたしますが、今後ミャンマーへの支援を検討されている方や、民際センターの活動全般にご関心をお持ちの方にも興味深く聞いていただける内容をご準備しております。報告会の後半ではEDFミャンマー事業所所長のゾーゾーも参加いたしますので、ぜひご参加をお待ちしております。詳しくは、下記リンク先にてイベント内容をご覧ください。
※Peatixを通してのお申込みが必要です。(登録料無料)
※オンライン報告会への参加は、Zoomの利用が必要です。通信料は参加者負担となりますのでご了承ください。