ミャンマー地震被害【緊急募金 中間報告】
民際センターの支援国であるミャンマーで、3月28日にマグニチュード7.7の大地震が起こり、4月1日には緊急支援の呼びかけをさせていただきましたが、4月25日現在、105名の方々から総額400万円のご支援が集まりました。皆様のご支援を職員一同心より感謝申し上げます。民際センターの支援者様はじめ、新たにご支援いただいた方々も多く、皆様がミャンマーを気にかけてくださっていることを痛感すると共に、しっかり現地に支援を届けていきたいという思いを一層強くしています。
4月15日には、ミャンマー事業所の所長であるゾーゾー氏が来日し、民際センターの事務局にて打ち合わせをすることができました。それまでにご寄付いただきました100万円をまずはお渡しすることができ、第一弾の緊急支援が動き出しました。
ミャンマー事業所所長のゾーゾー氏(左)と理事長の神田(右)
民際センターの支援地域であるヤンゴン周辺には大きな被害はなかったものの、被災地の状況は深刻です。中部に向かう高速道路は使えず、被災地とヤンゴンを結ぶ橋もひび割れ安全でないため大型車は通れません。小さな車で救援物資を小分けに運ぶ他なく、被災者に支援がなかなか行き届かない現状があります。また、被災した中部にも反軍地域があり、軍が帯同する緊急物資を載せた車が入ることを拒み支援物資を受け取れないなど、軍事政権下であるためスムーズに支援を届けられないという事態が起こっています。また、ミャンマーは地震が少ない国であるため、地震に対しての備えもありません。体育館など屋内の広い避難所は皆無で、被災者は野外のサッカー場のような場所でテント生活を送っています。暑さも厳しく過酷な生活を強いられています。市民を助ける側の役人も被災して同じような生活をしており、自国での支援が思うように進まない中、海外からの支援は非常に重要となっています。中国・インドをはじめ日本の医療部隊も入っていますが、復興には時間がかかることが予想されます。長いスパンでの支援をお願いできれば幸いです。(ゾーゾー氏との談話より)
ゾーゾー氏がミャンマーに戻った後、実際に被災地へ赴き、必要とされている支援を見極め支援活動に入ってまいります。特に、地震で壊れた学校の修復を中心に教育に特化した支援に力を入れていきます。
現地からの情報も随時お届けできるように、ゾーゾー氏と連携して支援活動を進めてまいります。また、学校の修復等には長期の支援が必要となってきます。被災した中部の子どもたちが学校に戻れるように支援をしていきたいと思いますので、どうぞ継続したご支援をご検討いただけますと幸いです。
緊急支援は継続して募集しています
皆様のご支援どうぞよろしくお願いいたします
【被災地へのアプローチ方法】
被災地域の自治体を通じて被災者に食糧、日用品、衣料品、医療品の支援をはじめ、被災学校の再建等の復興支援を行います。
【 緊急支援のご寄付 】
下記のボタンよりクレジットカード決済にてご支援が可能です。
クリック後、必要事項をご記入いただき、お手続きをお願いいたします。皆様の温かいご支援、お待ち申し上げております。
*クレジットカードでのご支援を推奨しておりますが、郵便局からのお振込みをご希望の方は下記の口座にお振込みいただけます。「緊急支援」とご記入ください。【ゆうちょ銀行(コード9900)店番:019 預金種目:当座 店名:〇一九 店 口座番号:0664928(記号番号:00160-7-664928)】
御礼状:緊急募金の御礼状の郵送は控えさせていただきますが、クレジットカードでご支援の皆様には自動返信メールが届きますので、そちらのメールをもってご寄付完了をご確認いただければ幸いです。
報告書:報告書はホームページ上に掲載させていただきます。書面で必要な方は、事務局までお問い合わせください。
領収書:緊急支援の募金も寄付金控除を受けられます。1月に領収書を送付させていただきます。
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