ミャンマーのダルニー奨学生 モー・モー・カイ (中学校2年・女の子)さんの紹介
民際センターのミャンマーでの活動地域 ミャンマー最大の都市ヤンゴンは、経済の中心として、経済的発展を進めています。慢性的な渋滞が発生するほどに車の量は増加しており、その渋滞は隣国タイのバンコクを想起させます。また、ショッピングセンターなどの建築も進み、日本からヤンゴンを訪問されると、そ ...
緊急支援のお願い タイ (Save the dropout students)
皆様からの暖かいご支援のおかげで、生徒全員(50名)の中学校3年生の奨学金お申込みが完了いたしました。 50人の奨学生、その家族、ダルニー奨学金の担当教師になり代わり、職員一同、厚く御礼申し上げます。 これより子どもたちが進級できるように手続きを実施いたします。本当にありがとうございました。 季節の ...
ミャンマーの学校の状況と子どもたち
ミャンマーの学校教育制度は、初等教育と中等教育からなっています。初等教育機関には、小学校5年間、中等教育は、中学校4年間、高等学校2年間および各種職業学校があり、高等教育機関には、短期大学、大学があります。各学校はすべて政府の統括下にあり、教育方針や教育課程などは教育省が管轄しています。中学校までは ...
タイの現実 -取り残された地方の教師の叫び-
経済発展の続くタイですが、首都バンコクの「光」、しかしそれとは裏腹にタイ東北地方の農村の「陰」は一層厳しさを増しております。 奨学金を提供しているすべての中学校には、ダルニー奨学金担当教師が1名おります。近年日本からの奨学金の数が大幅に減少し、以前のように各学校に割り当てられる奨学金の口数が減少し ...
タイ 子どもたちの夢を叶えるために3
小学校六年生のハタイチップは、祖父母と暮らしています。小さい時に父は亡くなり、母は再婚して彼女を祖父母に預けて出て行ってしまいました。祖父母は生活が苦しい中でも、ハタイチップを大切に育てています。 彼女の祖父母は農民です。米やイモを育てて生活しています。でも、収入は家族3 ...
タイ 子どもたちの夢を叶えるために2
警察官を目指す少年 小学校六年生のシラウィットは、病弱な70歳の祖父と二人の姉と一緒に、農地の一角にある今にも壊れそうな木造のトタン屋根の家に暮らします。その家にはもちろんトイレはなく水道も電気もありません。親戚は彼らに畑の一端を分けてくれていますが、その畑からの収穫だけで生活できるはずもあ ...
タイ 子どもたちの夢を叶えるために1
通りで花輪を売る少女 サカンヤは小学6年生の女の子。家族は祖父、祖母、父、母、兄、いとこ、と彼女の7人です。彼らは小さい、セメントでできた平屋作りの家に一緒に暮らしています。祖母は老いていて健康状態が良くないため、働く事が出来ず、時折、医者にもかかっています。両親は仏様にお供えする花輪を売っ ...
タイ職業訓練高校支援のお礼
ご支援のお礼 8名の生徒に対するご支援をお願いしたところ、16名分の支援をいただくことができました。厚く御礼申し上げます。 今回職業訓練高校への進学を希望する8名を紹介させていただきましたが、タイ事務所(EDF)より他にも希望する生徒がいるとの報告を受けております。今回ご支援いただいた16名分の ...
カンボジア女子寮視察記
~カンポンチュナン県の2つの女子寮を訪ねて~ カンボジアの首都プノンペンから車で北へ2時間。窓からの風景は、都会の喧騒からみるみるうちに田舎の風景に変わり、カンポンチュナン県の中心地に到着しました。 この県の名前はクメール語でカンポンは港、チュナンは鍋という意味で陶器の生産が盛んです。 昔 ...
カムアン県ナクハティン村への教室建設支援のお願い
ラオス教室建設事業について ラオスでは、2015年に中学校が義務教育となりました。しかし、2015年から2016年への学校数の変化を見てみると、935校から938校となっており、中学校整備(建設)は進んでいない状況がわかります。中学校の設置は行政の役割といえますが、限られた財政事情では、難しい状況 ...
ラオス少数民族に対する教育支援
ラオスの学校は秋入学です。民際センターが支援しているサーラワンとサワナケートの教師養成短期大学では8月に卒業のセレモニーが行われました。その卒業式の日、奨学生はその時の様子と卒業証書の写真をご支援者様に送りますが、その写真を見ると、奨学生の活き活きした様子と、奨学金の支援を受けて2年間の教育を受ける ...
ラオスにおける自転車支援
昨年、ラオスサワナケート県にある学校を訪れたときのことです。 数十台の自転車が駐輪場に止めてありました。中高一貫校のため、全生徒数は600人を超えます。単純に考えると、全体の一割ほどしか自転車を持っていないという事。ラオス事務所の職員と学校の周りを事務所の車で訪れましたが、一番近い小さな集落まで ...