ミャンマー事務所レポート④ 遠く貧しい村の中学校の先生になって
私の名前はワーワーです。 親の希望でエンジニアになるために工科大学へ通いましたが、興味がぜんぜんないのでやめて、先生になるための教育短大へ2年間通いました。 <学校の前で> 先生として初めて中学校に行ったときはドキドキしました。 勤務する学校へ下見に行ってみたら、小さい村だったので、面白 ...
ミャンマー事務所レポート③ 奨学生ピアエの家族
ぼろぼろの家の中に入るとおばあさんとお父さんがいました。 お母さんは近くの家でお手伝いさんをしているので、「すでに呼んできます」と言って奨学生のピアエは外に飛び出していきました。 仕事について尋ねると、お父さんは「他人の家で牛の世話をして月5,800 円の給料をもらっています。 おばあさんはヤ ...
家に屋根がないので、いろいろなものを被せています
私の名前はチュニターといいます。 13歳で中学1年生、タイ・ウドンターニー県の中学校に通っています。 家族は両親、祖父、姉と私の5人家族です。両親ともに日雇い労働者です。 母が再婚したので、姉と私は父が違います。 <奨学生のチュニター> 両親ともに日雇い ...
ミャンマー事務所レポート② 早朝の学校の風景
今日は学校が始まる前の学校の風景を紹介します。 <教室内の風景> ミャンマーの首都ヤンゴン市内の中心部から車で2時間離れた中学校。 まだ先生が誰も来ていない早朝の時間。生徒たちはポツポツと集まってきていました。 適当に教室に入ると、生徒が ...
定年退職した夫の突然の死とカンボジア女子寮寄付
昨年12月、カンボジアの高校に女子寮を寄付した内梨さんが、建設が完成した同校を訪問し、女子寮で生活する高校生たちに会いました。 以下は内梨さんの手記からの抜粋です(一部追加修正しています)。 2015年3月に定年退職した夫が、これから第2の人生を歩もうと希望に満ちていたのに、同年 ...
少数民族教師養成事業の卒業生からの手紙
今年、少数民族教師養成事業の奨学金を通して教師養成短大を卒業した生徒は16名でした。 卒業後、奨学生のお礼のコメントが記された報告書が支援者に届きます。 今年、報告書を受け取った支援者のN.Kさんは、支援していた複数の奨学生に返事を書きました。 以下が奨学生ケーンからの手紙とN ...
ミャンマー事務所からのレポート 二人の奨学生の生活
ユニセフが出している「世界子ども白書2016」の統計によれば、ミャンマーの中学就学率(2010-2014)は男子48%、女子49%です。 今回はダルニー奨学金で必死に中学校に通っている2人の生徒を紹介します。 奨学生アイミヤットの場合 <奨学生のアイミヤット> 中2の奨学 ...
~インターネット・フレンドシップ校交流事業2016~ タイからJANE先生をお招きしました!
学校と学校が1対1で、インターネットを通して、英語を使って、アジア(タイ国)の中学高校生と交流を行うインターネット・フレンドシップ校交流事業2016では、通常のインターネット交流に加え、対面で直接交流することによってお互いの信頼関係をより深めています。 11月17日に、タイで積極的にインターネット ...
ミャンマー事務所の職員インインにインタビュー
民際センターのミャンマー事務所(EDF ミャンマー)のスタッフ、インインが職員研修のため10月3~21日まで来日し、奨学金のデータ処理や会計、FRなどについて研修を受けました。来日を機に、ミャンマーの子どもたちの現状について尋ねました。 <ミャンマー事務所職員のインインさん> ...
【ラオス】ラオスの少女:奨学金で中学校に行きたい
<家の前に立つケイシー> ケイシー・ケーオカンポンは3人きょうだいの真ん中。今年、小学校を卒業しました。 お父さんを亡くして以来、お母さんときょうだいが力を合わせて必死に働いて、これまで何とか食べつないできましたが、所有している田んぼからは400キロ(籾付き)のお米しか収穫で ...
【カンボジア】中学に行きたいカンボジア少年の今
<レンとおばあさん。家の前で> レン・サラックは今年、コンポンチュナン県の農村部の小学校を卒業します。 先生になりたいと思っているので、10月から始まる中学校に行きたいと思っています。 レンのお母さんが亡くなると、お父さんはレンときょうだい(レンのお姉さんと ...
【ベトナム】第1期ベトナム奨学生70名が中学を卒業!
2012年からスタートしたベトナム奨学金。 その第1期奨学生70名が4年間の中学校生活を無事に終えて、6月に中学校を卒業しました。ご支援を頂いた皆さま、ありがとうございました。 70名が通っていた2つの中学校のうち、タイソン中学校のナム校長先生はこのように祝福の言葉を述べました。 「奨学金で中 ...