カンボジア:奨学金を申請している小6の生徒、ライダ
ライダの両親はどちらも小学校を卒業していません。 2人とも農家で田んぼを所有していますが、面積が小さく雨水頼りの農業で、家族が1年間食べていけるだけの収穫量はありません。さらに悪いことに、父は関節炎、母は高血圧で十分働けません。 その結果、少ない収穫量がさらに減っています。 ...
チャリティ茶会でラオスの奨学生を支援
静岡県御殿場市で茶道表千家を学ぶ野木美津子さんは、2004年に宗沁会を設立し2006年に子ども茶道教室をスタートさせました。 「お先に」「もう一服いかがですか」「お点前、頂戴いたします」 という言葉を使う事で、相手に感謝する心、思いやりの心、尊敬する心という茶道の精神 ...
ドナー連絡会が「第16回都留市ボランティアまつり」に参加
ドナー連絡会「ダルニーほほえみの会」(世話人 渡辺幸男氏)は、4月29日に都の杜うぐいすホール(山梨県都留市)で開催された「第16回都留市ボランティアまつり」に参加して、ダルニー奨学金のPRと募金活動を行いました。 ご来場の多くの皆様が展示をご覧になり、また募金にもご協力頂きました。9:30~14 ...
中2で16歳のカンボジア奨学生
奨学生のチャムルームは3人きょうだいの末っ子です。16歳で中学2年生です。 就学が遅くなった理由は、お父さんが脳梗塞で働けなくなり、お母さん1人の収入で、家族5人の生活を背負わなければならなくなったからです。 <チャムルームとお母さん。家の前で> お母さんはお菓子を作って売っています。毎朝 ...
元奨学生が手伝う、タイの中学校でのバレーボール支援活動
イサーンの中学校でバレーボール教室を開催 2000年から、ダルニー奨学金でタイの中学生を支援している畑さんは、日本体育協会の公認指導者です。 2010年からは毎年、タイ東北地方(イサーン)の中学校を訪れ、バレーボールを届けてバレーボール教室を開催しています。 これまで贈呈したバレーボールは4, ...
ミャンマー事務所レポート④ 遠く貧しい村の中学校の先生になって
私の名前はワーワーです。 親の希望でエンジニアになるために工科大学へ通いましたが、興味がぜんぜんないのでやめて、先生になるための教育短大へ2年間通いました。 <学校の前で> 先生として初めて中学校に行ったときはドキドキしました。 勤務する学校へ下見に行ってみたら、小さい村だったので、面白 ...
ミャンマー事務所レポート③ 奨学生ピアエの家族
ぼろぼろの家の中に入るとおばあさんとお父さんがいました。 お母さんは近くの家でお手伝いさんをしているので、「すでに呼んできます」と言って奨学生のピアエは外に飛び出していきました。 仕事について尋ねると、お父さんは「他人の家で牛の世話をして月5,800 円の給料をもらっています。 おばあさんはヤ ...
家に屋根がないので、いろいろなものを被せています
私の名前はチュニターといいます。 13歳で中学1年生、タイ・ウドンターニー県の中学校に通っています。 家族は両親、祖父、姉と私の5人家族です。両親ともに日雇い労働者です。 母が再婚したので、姉と私は父が違います。 <奨学生のチュニター> 両親ともに日雇い ...
ミャンマー事務所レポート② 早朝の学校の風景
今日は学校が始まる前の学校の風景を紹介します。 <教室内の風景> ミャンマーの首都ヤンゴン市内の中心部から車で2時間離れた中学校。 まだ先生が誰も来ていない早朝の時間。生徒たちはポツポツと集まってきていました。 適当に教室に入ると、生徒が ...
定年退職した夫の突然の死とカンボジア女子寮寄付
昨年12月、カンボジアの高校に女子寮を寄付した内梨さんが、建設が完成した同校を訪問し、女子寮で生活する高校生たちに会いました。 以下は内梨さんの手記からの抜粋です(一部追加修正しています)。 2015年3月に定年退職した夫が、これから第2の人生を歩もうと希望に満ちていたのに、同年 ...
少数民族教師養成事業の卒業生からの手紙
今年、少数民族教師養成事業の奨学金を通して教師養成短大を卒業した生徒は16名でした。 卒業後、奨学生のお礼のコメントが記された報告書が支援者に届きます。 今年、報告書を受け取った支援者のN.Kさんは、支援していた複数の奨学生に返事を書きました。 以下が奨学生ケーンからの手紙とN ...
ミャンマー事務所からのレポート 二人の奨学生の生活
ユニセフが出している「世界子ども白書2016」の統計によれば、ミャンマーの中学就学率(2010-2014)は男子48%、女子49%です。 今回はダルニー奨学金で必死に中学校に通っている2人の生徒を紹介します。 奨学生アイミヤットの場合 <奨学生のアイミヤット> 中2の奨学 ...