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3月 2023

ミャンマー 奨学金授与式の様子 3

民際センターとEDF-Myanmar(ミャンマー事業所)は現在ミャンマーにて、ヤンゴン地方域のチャンタビン地区、チャウ タン地区、タン リン地区の3つの地区の教育支援を実施しています。各支援地区での奨学金授与式と、先生そして奨学生からのメッセージをシリーズでお伝えします。

 

各支援地区での奨学金授与式と、先生そして奨学生からのメッセージをシリーズでお伝えしています。

チャンタビン地区 テゥンナピン基礎教育小中学校 

奨学金授与式の様子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Daw Kyi Hlaing 校長先生からのメッセージ

 

こんにちは、テゥンナピン地区の校長の Daw Kyi Hlaing です。民際センターの奨学金制度は、
学生にとって大変有益な支援となります。
この奨学金は、学生たちの輝かしい未来に貢献する大変貴重なものです。ミャンマーの学生/生徒を代表し、
この寄贈をお届けいただきました関係者の皆様に特別な感謝の意を表したいと思います。

ウェイヤン(Wai Yan Kyaw)くんからのメッセージ <テゥンナピン中校校4年生>

 

こんにちは。私は  Wai Yan Kyawと言います。3人兄弟の真ん中である私がまだ小さいときに両親は別れ、ずっと母とお婆さんに面倒を見てもらってきました。日雇いとして働いている母は家族の生活費、私の教育に関する費用など全てを背負わなければなりません。できるだけ高いレベルまで勉強して機会があれば警察官になりたいというのが私の夢です。奨学金をご支援いただきました方に御礼申し上げます。ご恩に報いる為にも、一生懸命勉強をすることと奨学金を大切に使うことをお約束します。可能であれば大学レベルまで学校を続けたいと思っています。

 

 

ミャンマーの子どもたちの教育支援を続けます

クーデター以降、軍による政権が確立され、アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)の幹部が拘束された状態が続いているのは事実であり、国として、ミャンマーに対する支援は一切すべきでない、というご意見があることは理解しています。しかしながら、子どもたちにその罪はあるのでしょうか。実際のミャンマーの市民や子どもたちの現状をEDFグループは見てきています。教育や医療などの分野での人道援助は続けなければいけません。特に教育を受ける権利は、政治とは無関係であり、子どもたちは混乱が収まった後に学校へ通えばいいというわけにはいかないのです。子どもたちから教育の機会を奪ってしまってよいはずはありません。

民際センター、EDF-Myanmarを含むEDFグループは、ミャンマーの子どもたちが安心して学べる日が来ることを皆様と一緒に願っています。また、ミャンマーの子どもたち、奨学生たちの学びたいという意志と権利を守るため、民と民を繋ぎ、そして支援を継続していきます。どうか、皆様も継続的なご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

ミャンマー奨学金の締め日は3月20日です。

「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。1日当たり40円、月々1,200円、年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。

ダルニー奨学金について詳しくはこちらボタン

寄付ボタン

 

 

 

 

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