【終了しました】タイ緊急中学生教育支援のお願い – Save the Dropout Students 2024 Thailand –
御礼
皆様からの暖かいご支援により、Save the Dropout Students (中途退学阻止)キャンペーンに対して、合計251口のご支援を頂きました。
子どもたち、その家族、ダルニー奨学金担当教師に成り代わり、また職員一同心より御礼申し上げます。下記の200名に加えて同じ境遇の51名の生徒たちに対しても、中学校退学阻止キャンペーンとして、奨学金の手続きを実施し、総勢251名が進級できるように手続きを開始いたします。
皆様から、このような温かいご支援をいただき心温まる思いと感謝でいっぱいです。誠にありがとうございました。
気温の変化が激しい季節ですが、皆様もどうぞご自愛ください。そして皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。
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卒業を願う200人を助けてください!
民際センターでは2019年以降、各国事業所からの緊急依頼を受けSDS – Save the Dropout Students – 活動を続けてまいりました。中学2年生まで学校に通うことができた意欲のある子どもたちが卒業まで1年を残して経済的に困窮し、支援を必要としている、そんな子どもたちに1回限りの奨学金を贈るのがSDSです。
今年も、タイから200人の卒業を望む生徒からこの緊急支援のシグナルが届きました。
あと1年継続して学校に行けない理由は生徒の家庭環境により様々です。今回助けを必要としている子どもの家庭の4割は親が離婚したか、どちらかが死別した家庭です。そして、200人のうち6割は女子生徒です(女子120人、男子80人)。また、募集のあった子どもたちは僻地に住んでおり、例えばスリン県の最低賃金は首都バンコクより5.2%も低い地域です。家庭環境以外にも、パンデミック前の基準にまだ戻らない国内の観光産業に起因する不安定な雇用、エネルギー価格の高騰を含めた世界情勢などが影響していることが考えられます。進学にあたり困難を抱える彼・彼女らに日本の支援者様が奨学金を通し手を差し伸べることで、子どもたちの将来は開かれます。
目覚ましい発展の裏で、経済格差が広がり続けるタイでは、中学校を卒業できているかどうかがその後の子どもの人生の鍵を握ります。中途退学の危機というターニングポイントに立つ子どもたちに、遠い国の大人からの支えがあれば、子どもたちの生きる大きな原動力になるでしょう。
支援無しでは、この子たちは春から学校に通うことができません。ぜひとも、この200人の生徒たちのご支援をご一考くだされば幸いです。
子どもたちのお手紙と写真のご紹介
子どもたちから届いた写真とお手紙を6通ご紹介いたします。残り194人の写真については、こちらからご覧いただくことができます。
ティタヤー・ブンナクローンさん(ニックネーム:カティ)
クリティポン・ユワンラムくん(ニックネーム:スア)
僕のモットーは、「努力すれば成功する。努力しなければ人生で成功はなく、努力次第で良いことがある」です。
スニサー・チャナマーンさん(ニックネーム:アイス)
タナポン・スカパンくん(ニックネーム:ゴー)
アラヤー・アヌシットさん(ニックネーム:カオホーム)
こんにちは。
私はアラヤー・アヌシットと申します。
お母さん、義父、きょうだいと一緒に暮らしています。
お母さんは本当のお父さんと離婚しているので、今の養父と再婚したのです。
お母さんと義父は家族を養うために働いています。
でも、日々の生活費には足りていません。
私が家にいる時は、お母さんの負担を軽減するために皿洗いや掃除などの家事をしています。
週末は、お母さんが行うほとんどの家事を手伝っています。
家だけでなく、学校でも、校内の清掃を頑張っています。
私の将来の夢は救助隊員になり困っている人たちを助けることです。
奨学金をいただくことができれば、勉強のために有意義に活かします。
ナタウット・ニタイソンくん
僕はナタウット・ニタイソンです。
僕は以前民際センターから奨学金をいただいたことがあります。
奨学金のおかげで勉強でき、とても嬉しかったです。
また奨学金をいただくことができれば、勉強のために最大限有効に使わせていただきます。
例えば、勉強道具や新しい制服を買うために使わせていただきます。
今の制服はすでに卒業した先輩のおさがりだからです。
奨学金を提供してくださる日本の皆様に本当に感謝申し上げます。
奨学金でさらに勉強し、将来家族の負担を減らしたいです。
>>残り194人の写真・名前はこちらからご覧ください。<<
※200人に達した時点でホームページ上でお知らせします。200人を超えるご支援があった場合には、奨学金を待つ別の生徒に割り当てさせていただきます。