学生団体SWITCH様 スタディーツアー(2024年)のご報告
スタディーツアーで子どもたちと交流
「一人でも多くの人に”切り替わるきっかけ”を届け、社会を活気づける波を起こす」をミッションに掲げる学生団体SWITCH様は、国内外の人々に活力を届けるため学生たちが様々な活動を展開しています。毎年恒例の運動会では寄付金を募り、そのお金で2012年以降、519口もの奨学金をカンボジアの子どもたちに贈ってこられました。そんなSWITCH様が、今年も3月にカンボジアを訪問しました。
訪問先のコンポンチュナン州の学校では、授業視察のほか、運動会、旗や花壇へのペイント、タイムカプセルを埋めたりと、子どもたちと一緒に楽しむアクティビティを通して交流を深めました。
また、SWITCH様は2023年夏に学生が集めた寄付金で奨学生のライさんとンヘアウングさんを日本に招待しており、この2人とも、現地で再会することができました。自分たちになにができるかを真剣に考え、支援する子どもたちのことを知ろうとするひたむきな姿勢。そして子どもたちにも自分たちのことを知ってもらおうと相互理解に努める学生たちの熱い想いで、毎年カンボジア訪問を実現させています。渡航が制限された時期があったものの、SWITCH様のカンボジア訪問は2012年から受け継がれています。
タイムカプセルを埋めた場所で集合写真
先代メンバーたちが描いたウォールペインティングの前で
ツアーを終えた感想紹介
■K.N.さんからの感想:
今回私は2回目のスタディーツアーでした。バスを降りた瞬間名前を呼んで駆けつけてくれた子どもたち。覚えててくれたことが本当に嬉しかったです。
1年前と全く変わらない子どもたちの笑顔は少しだけ大人びたような気がしました。子どもたちが元気に成長できることを願っています。そのために自分ができることに少しずつ取り組んでいこうと思います。
■O.S.さんからの感想:
初の海外、しかもカンボジアでのボランティア活動をするにあたって不安が自分の中をぐるぐる回っていて、きちんとこなせる自信が始めはありませんでした。しかし、村に着いてバスから降りるや否や、子どもたちが興奮気味に飛びついてきて驚きと共に、純粋な人の温かさや優しさを感じることができました。その瞬間に自分の中の不安が、必ずこの子たちの力になるという自信に変わりました。
今まで何もしてこなかった自分を変えられる気にさせてくれたこの貴重な経験を忘れないように、また他の誰かが同じような経験が出来るようにできることをしたいです。
カンボジアの子どもたちと交流する様子
■A.N.さんからの感想:
今回のスタツアを通して、私は「幸せ」について深く考えることが出来ました。私の普段の生活がどれだけ幸せで当たり前ではないということに気付かされました。
それと同時に、整った生活環境や富だけが幸せのカタチではないということにも気付かされました。カンボジアに住む人たちのあたたかさや家族を思う気持ちに触れて本当の幸せのカタチに気づくことが出来ました。
そんな素敵な体験をさせてもらえてとても感謝してます!ありがとうございました!
■A.Y.さんからの感想:
バスを降りた瞬間子どもたちが出迎えてくれてとても感動しました。
初めて会った私たちに自分たちが大切にしていたであろう髪留めやシール、そしてたくさんの愛をもらいました。
村での生活を通し、いかに日本での暮らしが恵まれているかを実感しました。今の私にできることは少ないけど、より多くのカンボジアの子どもたちが豊かになるよう今後の支援活動も頑張ろうと思います。
SWITCH様訪問のシンボルとなったペインティングの前で集合写真
「ダルニー奨学金」は、ドナー1人につき1人の子どもを支援し、子どもには誰が支援してくれているのかを伝える、顔が見える、成長が見守れる、1対1の国際里親制度の教育支援システムです。1日当たり40円、月々1,200円、年間14,400円の支援で、子どもが1年間学校に通うことができます。皆様からのご支援、お待ちしております。