豊中市立第十四中学校は20年間もタイの中学生(計49人分)をハガキ収集で奨学金支援!
「Never Give UP! 大丈夫、私達みんながついている」という生徒会方針案で、書き損じハガキを収集し、20年間もタイ東北地方の子どもらの奨学金支援を続けているのは豊中市立第十四中学校!
<中1から中3の生徒会執行部のメンバー。
壁面の「ダルニーコーナー」には支援奨学生の証書・写真やダルニー通信も貼られています!>
ただ、20年間も支援活動をしていると、「マンネリ化して、ハガキも集まりにくくなる」と語るのは生徒会指導の教諭。だから、昨年はダルニー奨学金の支援活動を生徒会の「文化委員」にバトンタッチ!
ちなみに、同校の生徒会には複数の委員会があり、書き損じハガキで奨学金支援だけでなく、被災者支援なども行うためアルミ缶やペットボトルキャップ収集なども行っています。
2013年度の書き損じハガキ収集を担った文化委員たちは、「ラジオCM」や「学年・クラス対抗ハガキ収集競争」など、新しいユニークな試みも、通常の活動に加えました。
昼食時間の校内放送で文化委員メンバーたちは、「ちょっと待ちたまえ。その100枚の印刷失敗した書き損じハガキを学校に持ってきてな」とお茶目な寸劇で笑いを取りながら、生徒たちに関心を持ってもらいました。
その結果、2013年度はタイ中学生3人の3年間分の奨学金にあたる多数の書き損じハガキを収集することができました。
<大活躍した生徒会文化委員たちが掲げているのは、ハガキ収集作戦に使った手作りグッズ!
彼らの将来の夢を聞いたところ、それぞれが「教師」「ジャーナリスト」「警察官」
「政治家」になりたいという! さすが、生徒会執行部!>
<「学年・クラス対抗ハガキ収集競争・集計表」や 各クラスに配布したハガキ用封筒、ラジオCM録音DVDなど>
今回、豊中市立第十四中学校は、民際センターが2014年度から開始する予定の「インターネット姉妹校」のモデル校の一校になりませんかという提案を快諾してくれました。
同校が2014年から支援することになる奨学生が通うタイ東北地方の中学校と、メールやSkypeというコミュニケーション手段を使って顔が見える国際交流を行うことになりますが、「とても楽しみ」と期待してくれています。
<「Never Give UP! 大丈夫、私達みんながついている」
という豊中市立第十四中学の生徒会方針案!これからも、末永い支援をお願いします!>